第3回 「婚活業界の構造とビジネスの始め方」
婚活ビジネスには多彩な業態があるが、経済産業省の資料などでは主に3つに分けられている。一つ目は個人事業者も多く、個別紹介からお見合いアレンジまでを行う「結婚相談所」。二つ目は、大規模広告や多店舗展開を特徴とし、個性診断などのアルゴリズムをもとにお相手紹介を行う「データマッチングサービス」。そして三つ目が、2000年にブライダルネットがマーケットを開拓し、自宅で活動が完結する「婚活サイト」だ。
他にもお見合いパーティーや合コンセッティングサービスなどがあり、結婚相談業・結婚情報サービス業を営む事業者は現在約4,000社あると言われている。会員数も数十名程度の結婚相談所や3万~4万名を誇る大手企業、年商も1000万円前後~50億円と規模は様々である。
その中で、婚活ビジネスを始める第一歩としておすすめだと言われているのが、パーティーや合コンなどの「イベント業」、会員同士のお見合いから成婚までをアレンジする「結婚相談所」だ。初期費用として最低限必要なのは、人件費、初期広告費、Webサイト制作費など300万円程度。極端な話、結婚相談所であればパソコンと電話があればビジネスを始めることができ、他業界に比べて初期投資は少ない。
ただ、難しいのが“集客”である。集客には一定のコストや、独自の集客を行うマーケティング手法の研究が必要だ。結婚相談所を開業するのであれば、日本結婚相談所連盟(IBJ)などの連盟団体に加盟するのが良いと言えるだろう。なぜなら、運営や集客ノウハウを学べるほか、自社会員が1名でも加盟相談所に所属する2万4,000名以上の会員とマッチングを行えるといった利点があるからだ。
情報サービスが本質の婚活ビジネスでは、いかなる業態であろうとも“集客”が何より大切なポイントであることは変わらない。
編集:けっこんタイムズ
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