第1回 「婚活市場はこんなに有望だ」
「婚活は一過性のブームだ」とも言われておりますが、決してそのようなことはないとけっこんタイムズは踏んでいます。
なぜなら、これほど婚活が広がったことには確かな要因があるから、と分析します。
良く耳にする結婚観の変化や、ITの発達による適齢期男女の多忙化といったことも要因の一つではありますが、最大の要因は「社内結婚の低下」にあるのではないでしょうか。
2000年に結婚に至る出会いの場として1位であった「職場・仕事の関係」が、2005年には2位に転落。背景にあったのが、それまで当たり前であった大量の男女が一斉に入社するという形が失われた就職氷河期の到来です。
こうして職場での出会いが減少したことで、現在の30代以降=結婚適齢期と呼ばれる世代が新しい出会いを求めて婚活サービスを利用するようになったと言えます。
さらに、インターネットの進出で集客がしやすくなったことや、ブライダルネットのようにネットを介して出会いを提供する機能が誕生したことにより、婚活市場はより大きく成長しました。
そして、2000年の電通による市場調査では300億円だった市場規模が、2007年の経済産業省の調査では600億円へと成長。現代の日本において昔のような大量採用が復活するとは考えにくく、職場以外に出会いを求める声=婚活市場へのニーズは今後も高まっていくことが予想されます。
現在、会員制ビジネスやライフスタイルに関するビジネスを展開する企業が、シナジー効果を期待してお見合いパーティーや婚活サイト事業への参入を始めている。もし個人で婚活ビジネスを始めるのであれば、カウンセリングを付加価値として堅実な成長が見込める結婚相談所事業がスタートしやすいと言われています。いずれにしてもポイントは、適齢期世代に受け入れられる工夫でしょうか。婚活市場は確実に伸びているが、まだ“結婚相談所”といった言葉に抵抗を感じてしまう人も多いようです。このマイナスイメージをいかに払拭していけるかが、婚活ビジネスにおける一つのキーポイントだと考えます。
編集:けっこんタイムズ
関連記事
第4回 「婚活ビジネスで成功する人の条件」
婚活ビジネスで成功する条件として挙げられる一つ目が、「成婚を生み出す強い意志」。 お客様にとって最高の価値は成婚であり、入会数だけでなく、成婚数にもこだわりを持つことが最も重要だと言われている。また、婚活ビジネスでは一人ひとりの悩みを受け止めることが...
第3回 「婚活業界の構造とビジネスの始め方」
婚活ビジネスには多彩な業態があるが、経済産業省の資料などでは主に3つに分けられている。一つ目は個人事業者も多く、個別紹介からお見合いアレンジまでを行う「結婚相談所」。二つ目は、大規模広告や多店舗展開を特徴とし、個性診断などのアルゴリズムをもとにお相手紹介...
第2回 「最近の婚活市場の傾向」
現在の婚活市場に欠かせないキーワード。その一つが、「忙しい普通の男女」だ。 “婚活をするのはもてない人”と思っている人も多いようだが、“もてない”のではなく、“出会いを見つける時間がない”のである。就職氷河期により職場での出会いが減少し、新たな出会いを見つ...
第1回 「婚活市場はこんなに有望だ」
「婚活は一過性のブームだ」とも言われておりますが、決してそのようなことはないとけっこんタイムズは踏んでいます。 なぜなら、これほど婚活が広がったことには確かな要因があるから、と分析します。 良く耳にする結婚観の変化や、ITの発達による適齢期男女の多忙化と...


